骨粗鬆症について
- 2023.06.17
みなさん、こんにちは。
皆さんも一度は骨粗鬆症という言葉を聞いたことがあると思います。
では、骨粗鬆症とはどんな状態のことでしょう。
骨粗鬆症とは「骨の代謝バランスが崩れ、骨の量が減り、質も劣化して、骨がもろくなり、骨折を起こしやすくなった状態」のことです。
加齢に伴って増加する生活習慣病、腎臓のご病気やリウマチの患者様、長期に渡ってステロイドの内服をされていた患者様、そして閉経後の女性は骨粗鬆症になるリスクが高まります。
閉経後の女性にリスクが高いのは骨代謝に女性ホルモンが関与しているからです。
骨粗鬆症は進行しても痛みはありません。しかし、ちょっとした弾みで骨折し、歩くことが難しくなったり、背中が丸くなったり、身長が縮んでいったりします。
骨折しやすい部位は
①背骨 ②太ももの付け根 ③手首 が挙げられます。①の背骨が骨折すれば背中や腰の痛みが出現し、動くことが辛くなってしまいます。②の太ももの付け根が骨折すれば長い間歩くことが難しくなってしまいます。
このように今までの生活が送れなくなる可能性があるのです。
その可能性を少しでも減らし、今の状態を維持できるよう、患者様に適した治療をご提供していきたいと思っています。
もし、今の自分は大丈夫かな、と思われることがありましたら、ぜひご相談くださいね。
まずは骨密度を測定し、自分の骨を知ることから始めましょう!